kufsnkkの日記

NKKメンバーがお届けする、日本語教師の日々をつづったブログです。

【連載】第8回 海外で日本語教師 中川愛理さん(オランダ)

皆さまこんにちは。

NKK事務局の安達です。

本日は、初めてNKKの学生会員の方からブログ記事を書いていただきました。

ではどうぞ~☺

 

みなさん、こんにちは。学部4回生の中川です。

 

現在わたしは、大学にある派遣留学制度を利用して、

オランダにある大学に1年間留学しています。

 

 

私が留学している「オランダ国立南大学」は、オランダの最南端「マーストリヒト」という街にあります。マーストリヒトは、ベルギーとドイツの国境のすぐそばにあります。町を散歩していたらいつの間にかベルギーにいた、ということもしばしば。まちの中心には、買い物を楽しめる場所や、オシャレなカフェ、雑貨屋さんなども多くあり、休日になるとよく友人と遊びに行っています。

 

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写真上:わたしが教壇実習をしているオランダ国立南大学です。キャンパス自体はあまり大きくなく、こじんまりとしています。

左下:オランダの街並みです。わたしが住んでいるマーストリヒトから、電車で30分ほどのところにあるルールモントというまちです。このまちには、大きなアウトレットもあります!

右下:オランダのパンケーキです。オランダのパンケーキはチーズやベーコンが入ったピザのようなもの。とりあえず、大きい!

 

マーストリヒトにはアジアンマーケットや日本食レストランなどもあり、日本食が恋しくなることはほとんどありません。

また、学校には日本人ネイティブの先生方、日本語の話せるオランダ人の先生方がいらっしゃるので、生活の中で何か困ったことがあれば、相談させていただいています。

 

学校で1週間に担当する授業は10コマほど。『みんなの日本語』のテキストを使った授業はもちろん、漢字のクラスや日本文化のクラスまで、様々な授業を担当しています。1週間にいくつもの授業を担当するのは大変に感じることもありましたが、

1年間の実習を通じて多くのスキルを身につけることができたな、と感じています。また、現地で日本語教師をしておられるプロの先生方に授業のアドバイスをいただける、というのは本当に貴重な経験でした。

 

留学では、海外で行われている実践的な日本語教育の指導法を学ぶことができるのはもちろん、現地の学生との交流や現地での生活を通して、自分を大きく成長させることができます。

 

まだまだ時間がある、と思っていた1年間の留学も、あっという間に残り1か月を切りました。大学1年生のときから抱いていた「留学したい!」という思いを実現することができて嬉しい気持ち、1年間の教壇実習を終えた達成感、それと同時に、もうすぐ留学が終わってしまうんだ、という少し寂しい気持ち、色々な気持ちが交差しています。

 

学部生のみなさん、留学を通じて自分自身を成長させてみませんか?

また、現在、日本語教師として世界中で活躍しておられる卒業生のみなさん、

是非、オランダで日本語教師をすることも視野に入れてみてください。

きっとみなさんもオランダで、素敵な人との多くの出会いや、素敵な経験があるはずです!!

 

中川さんは、京都外国語大学日本語学科のFacebook(⇒https://goo.gl/Vpa2fx

にも留学について報告されています☺

こちらも合わせて読ませていただくと、私もオランダへ行きたくなりました!

中川さん、ありがとうございました!!