kufsnkkの日記

NKKメンバーがお届けする、日本語教師の日々をつづったブログです。

母校で日本語教師

みなさま、ごきげんよう。

大学は夏休み。

連続テレビ小説を朝昼見られるくらい家にいる安達です。

 

もうすぐ秋学期、少しでも日本語教師に戻るべく、

教師らしい自分をアウトプットしてみようと思います。

 

2011年より、京都外国語大学日本語学科の留学生対象に

音声表現の指導をしています。

まわりに同じ科目を担当している先生がいないので、

「何を・どうやって教えてるの?」と不思議がられることも。

今回はそれをテーマに書いてみることにします。

 

春学期に「独話」秋学期に「会話」とし、音声表現を指導しています。

春学期は自己紹介などのスピーチ、プレゼンテーション、物語の音読(読み聞かせ)、

秋学期はマンガの日本語教材(CD付)を使っています。

毎年「会話」からやってほしいという学生がいるのですが、

この順番だけは譲れません。

 

ちなみに授業風景はこんな感じです。

個人指導の時⇒まるで村に1人しかいない医者(または看護師)のよう

⇒毎年20人ほどの学生が行列を作る中「はい次の人~」が口グセ。

学生同士のピア⇒教師っぽい人が増える

⇒自分のことはわからなくても、仲間のクセはしっかりつかんでいます。

シャドーイング中⇒教師机間巡視。

⇒おかげさまで声紋判定できそうです。

 

4年で約80人の音声表現の指導を行う中、

反復練習が欠かせないのは以下の3点であると感じています。

①句切り(ポーズ・休むところ)

②特殊拍(長音・促音・撥音)

③個々のアクセントよりもイントネーション(ピッチカーブ)

 

参考文献、評価法、音声データなどは、

勉強会や研究会で発表できるよう整理し残しています。

 

いつか、京都外大以外でも必要とあらば、

音声表現を指導できる日本語教師になりたいです^^

 

長くなりましたが、このへんで。

みなさま、ごきげんよう、さようなら。