【連載】第5回「海外で日本語教師」アメリカ~ACTFL編part1~
ご無沙汰しております。広報の友野です。
ユタ州立大学は今感謝祭のお休み。再来週が期末試験です。
11月の21日から23日までテキサスのサンアントニオでACTFLの学会があり、行ってきたので今日は大雑把に(笑)どんな感じだったのかご報告。
ACTFLは正式名称 The American Counsil on the Teaching of Foreign Languagesということで、外国語教育に携わる人すべてが対象の学会です。その参加団体の一つに全米日本語教育学会AATJもあります。
日本の日本語教育学会や世界日本語教育学会など、行った事がある人は会費を払って冊子をもらって、開会式があってあとは会場を回って、と想像がつくかもしれませんが、さすがに外国語教育全般とあって規模が大きかった!
1.会費
なんと・・・一般の参加 400ドル以上(各教育学会のメンバーで早く申し込むと200ドルくらいです)つまり単純計算で4万円以上。
これが窓口ですね。名札やプログラムをもらいます。当日の申込もここ。
2.冊子
日本だと予稿集がもらえますが、ACTFLからもAATJからも予稿集はありません。何もないのかというとプログラム一覧の冊子がもらえます。どの会場でどんなテーマで何時から、ということが書いてあります。数が多いのでしょうがないのかな、とも思いますが、400ドル払ったのに、という気持ちもありました。
3.会場
日本の学会は大体どこかの大学で行うと思いますが、ACTFLは規模が大きすぎるので国際会議場のようなところでおこないます。それこそ数千人が入るホールで開会式を行います。
今回のゲストスピーカーはナショナルジオグラフィックで初の女性カメラマンになった方でした。
4.展示会
よく日本語教育学会の会場の入り口で出版社が本を並べているのは見ますよね。
ここでは出版社、本屋、旅行代理店などがブースを出していました。日本にいると本屋で教材を見ながら買えますが、ここはアメリカ。手に取って見られるまたとない機会です。みんな何冊も買っていました。
そして各ブースでグッズをくれます。
はい、回って集めてしまいました。
日本語関係だけでなく勿論他の外国語に関連する企業もいーっぱい出ていましたから、外国語検定のボールペンや、フランスの旅行会社の付箋、旅行代理店のポスターなどなど、回って話を聞きながら物をもらうだけでも十分楽しめます。
と、いうことで、ただのおのぼりさんの日記になってしまいました。
次回はもう少し内容に踏み込んでみたいと思います!
広報の友野でした。Happy Thanksgiving!!