【連載】海外で日本語教師 第3回 宇仁和人さん(マレーシア)
連載「海外で日本語教師」第3回はマレーシアにある日本語教育機関をご紹介します。
紹介してくださるのはNKK会員の宇仁和人(うにかずひと)さん。
京都外国語大学フランス語学科卒業後、京都大学で修士号を取得、
現在、マレーシアクアラルンプール市内にあるマラヤ大学大学院(博士後期課程)で、
「母語としてのマレー語と漢語(普通話)を活用した日本語の漢字・語彙指導法」
をテーマに研究されています。
宇仁さんは学生というお立場ですが、
「NKKを通じ、マレーシアの日本語教育機関に興味のある方へ紹介できれば」
と写真を送ってくださいました。では、どうぞ^^
マラヤ大学の中にある日本留学準備学校 Ambang Asuhan Jepun (Gateway to Japan)の写真をお送りします。
マハティール元マレーシア首相が推進したLook East Policyの一環として創設された
2年制の特別準備学校です。
【写真①~③】日本の無償援助によって作られ、今上天皇、
④⑥Ambang Asuhan Jepun (Gateway to Japan)
⑤大学内の木々
⑦マラヤ大学の本部ビル "Chancellery" (学長室を含む事務棟)
この学校(AAJ)は、マレーシア人の中でも、マレー系・先住民族が
AAJの先生方は国際交流基金が派
宇仁さん、ありがとうございました。
頂いたお写真がとても暖かそうな所で行きたくなりました。
AAJで教えるなら、日本語以外にも理数系の科目を教えることも求められるということがわかりました。⇒別のNKK会員の方より訂正をいただきました。
「理数系の授業をされるのは文科省から派遣される教科科目担当の先生方ですよ。現地の日本人教員団は教科教員と基金派遣の日本語専門家で構成されています。」
このような情報は本当に貴重ですね。
今後もマレーシアの情報を楽しみにしています^^